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明けましておめでとうございます。皆さんそれぞれに、新たな思いを胸に新年を迎えられたことと存じます。
年初めの皆さんの関心事を想像しますと、「今後の経済の動向」ではないでしょうか。筆者も案じている一人です。近年の日本は自国の主体性を脇に置いてまでも、各国との市場経済原理協調に走って来た様に思えます。その結果、アメリカがクシャミをした途端に具合が悪くなってしまいました。経済はむずかしいので論じるのはこの辺にしておきますが、物質文化の行く末と、「本当の豊かさ」についてじっくり考える時なのではないでしょうか。

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「野に立って」

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月の最後の日を「みそか」と言い、12月は年最後なので「おおみそか」と言いますが、「最後」とか「節目」とかを考えると、なぜか身が引き締まるような感があります。年の瀬になりましたが、皆さんお元気にお過ごしのこととご拝察いたします。

11月下旬より降り出した雪は、平地で降ったり止んだり。池に氷が張り霜柱が立ったりはしますが、まだ地肌が見えています。山形県内の主なスキー場はすでにオープンして、早くも賑わいを見せています。筆者も蔵王温泉スキー場で早速初すべりを楽しみました。帰りにはもちろん蔵王の温泉に浸かって疲れを癒しぽかぽかに暖まって帰って来ました。

今の時期、私たち農家はどの様な仕事をしていると思われますか。田んぼや畑の地肌が出ているうちは、来年の作付けのために堆肥などの有機肥料を入れたり「土」に栄養補給を施しています。その後、雪の布団をかぶり「土」は来年の春まで休養です。私たちの地域は「米沢牛の里」です。牛の飼育で作られる堆肥は「土」にとって大切な土作りの栄養源なのです。

さて、来年のNHK大河ドラマは「上杉の城下町米沢」が舞台となります。上杉統治時代の私たちの地域はどんな様子だったのか、様々な人間の生き様はどんなものだっただろうかと、筆者も楽しみにしております。       忠



だいぶ寒くなりましたが、皆さんお元気にお過ごしのこととご拝察いたします。暦の立冬を過ぎ、日本列島へ冬将軍の到来ももうすぐといったところでしょうか。
私たちの地方にも北の地から白鳥がぞくぞくと飛来し始めています。この「白鳥」に対し、今年は全国いたるところで餌付けを禁止または自粛するところが出始めました。理由は「鳥インフルエンザ」に感染する恐れがあるからとのこと。さて、やって来た白鳥たちはどう思うのでしょうか。良い居場所と食べ物を見つけて無事過ごしてくれるといいのですが。
この地球上に生きているのは私たち人間だけではありません。そう思うとき、農の営みにおいて「自然界との共生」を強く考えます。そのための努力も私たち農家の使命と考え、仲間と共にやり続けています。
食を通じて、いろんなお仕事に従事されているいろんな業種の方々と「自然」を思い、大切にして行ければいいなと思います。収穫を終えた田んぼを眺め、誓いに似た想いをもちます。 忠


「野に立って」

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高い山より初雪の便りがとどいたり、各地の山々の紅葉が鮮やかさを増す頃となりました。皆さんお元気にお過ごしのこととご拝察いたします。

私たちの稲刈り作業は終盤になっています。生育の晩成なコシヒカリの刈り取り作業もあと少しとなりました。台風などによる被害も無く、品質の良い米が出来上がりました。


さて、今回は米の検査についてお話したいと思います。

検 査は、国家資格を持った検査員が行ないます。ポイントは2つです。第一に品種の特定、出荷された米の銘柄が正しいかどうか米粒の特徴を見極めます。第二に 品位の格付け、丸く太った米粒と少し未熟な米粒の割合で1等から3等までの格付けを行ないます。低温が続いたり日照不足だったりすると米粒は太れません。 以上の検査を受けた米だけが皆さんの食卓に届く訳です。


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(クリックしてください。拡大します)

 

皆さんお元気にお過ごしのこととご拝察いたします。

野に立って感じる風景ですが、コオロギの鳴く声が聞こえるようになってから夕暮れが早くなったと感じます。923日は秋分の日です。この日を境に昼の長さより夜の長さの方が少しずつ長くなってゆきます。秋の夕日はつるべ落としの様にたちまち西山に落居ってしまいます。

やって来る「秋の夜長」を皆さんはどう過ごされますか。私たち農家は、秋分の日あたりから一斉に稲刈りに入りそうです。この時期の「秋の夜長」は、私たち農家にとって少し大変な夜仕事の時間となります。ひと踏ん張りの時期です。

いま一つ、野に立って見渡す田んぼの色は「うす緑色」から淡い黄色の「レモン色」それに黄色の「黄金色」と鮮やかな濃淡色を見せてくれています。この色の違いは何かといいますと、実は稲の品種の違いなのです。おおよそ次のように見て取れます。うす緑色は「コシヒカリ」、刈り取りは1010日過ぎでしょうか。レモン色は「ひとめぼれ」、刈り取りは925日頃からと予測しています。そして黄金色は「あきたこまち、はえぬき」、刈り取りは920日あたりから取り掛かる準備に入っています。自信の持てる米が今年も収穫できそうです。お楽しみに。

 実りの秋は、台風のシーズンでもあります。温暖化の影響で台風が発生しやすかったり、勢力が強くなったりしてきているようです。被害の無いことをただただ願うだけです。



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