| 07 | 2026/08 | 09 |
| S | M | T | W | T | F | S |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ||||||
| 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
| 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
| 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
| 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
| 30 | 31 |
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
暑からず、寒からず、日差しがすがすがしく感じられるこの時期は正に行楽シーズンですね。今、筆者の地は「さくらんぼ刈り」で賑わいを見せています。
さて、いつもは農業、農村のいいところばかりをお知らせしています。そこで今回は、農業に灰色の「悪の部分が無いのか」と言う点をお話しします。
田植えを終えてから20日ほどになります。10日ほど前に、水を張った田んぼに「除草剤」を散布しました。植えつけられた稲の苗以外の草が生えないようにする効果がある農薬です。我が家の田んぼにも効果はありました。この除草剤の開発が、「水田農業を重労働から開放した」とまでいわれたものです。
果たして、田んぼにまかれた除草剤はどこに行くのだろう。結果は、わずかずつ地下浸透をしたり、わずかずつ川に流れ出て行ったりします。「これって、土や水をよごしていることじゃないか!。」全くその通りだと筆者も思っています。
Q:ほかに草を退治する方法はないのか!けしからん。
A:人の手で取るしかありません。
Q:アヒルが食ってくれると聞いたぞ。やらせたらいいべ!。
A:アヒルに頼むなら人手でやった方が経費がかかりません。
Q:農業が自然を守るなどとは言えないじゃないか。
A:はい。農家も自然環境に対して、加害者でもあります。
日本に限らず、世界の農業は「必要にして、悪なんです。」
以上、勝手な討論会を開催しましたが皆さんいかが思われましたか?。
云うまでもなく、私たち農業者の目指すところは「自然界との共生」なのです。これを忘れることなく営農に勤しむことを改めてお誓いいたします。お届けしている「特別栽培米」はその証しでもあります。
最後に、まかれた農薬類は時間とともに、その毒性を失い無機化してゆきます。あまり心配なさらないで下さい。
農家会話に「さつき時(どき)」という季語がよく出てきます。これは暦の月名「皐月」からきていると思われますが、私たち農家は「田植えの時期」という風に単純に頭の中にあります。
さて、我が家の田植えは5月20日からと予定を立てました。今はトラクターでの田起こしを終えて、代掻きに入っています。代掻きの仕事は田んぼに水を引き込み土を柔らかく均して行きます。この田んぼに水を引き込む次期を境に「風が薫りだす」と筆者は勝手に感じているのです。木の葉が芽吹くころの乾いた春風は「花粉症の時期ダァー!」との嫌悪感がどうしても強く、この季節なんぞ無くなればいいのにとさえ思うほどです。
田んぼに水が張られる今時期は、春先からの乾きとほてりが冷まされ肌寒く感じるほどです。色濃くなった草木の「天然ハーブの香り」がひんやりした風とともに吹き抜けてゆく時期、それが「風薫る時期」なのです。
さあ、今日も元気にがんばるぞー。
四月は新年度の始まりです。進学や就職、転勤などで別れがあったり新たな出会いがあったりと、身辺落ち着かぬ方も多かったのではないでしょうか。
皆さんお元気にお過ごしでしょうか。桜の開花が全国各地から発信されています。筆者の地域は例年四月中旬ですが、今年は少々早いようですね。皆さんはもうご覧になりましたか。
米の作付けに向けていよいよ農作業が忙しくなりました。今日は稲の種を播く準備をしました。種籾は熱湯に数分間浸して消毒をし、冷水に浸してあります。2週間ぐらいの後、種籾に加温をして芽出しをします。芽が出て25日位で立派な稲の苗となり、田植をして田んぼでの生育に移ってゆくのです。この間約二月、田植作業に向けて大忙しです。
山形97号という品種が改良に改良を重ねて誕生し、来年皆さんの食卓に届きます。「もう来年の話か・・」とお思いになるでしょう。しかし、「コシヒカリを超える米を作ろう」というプロジェクトがスタートして既に7~8年経っているのです。工業製品とはちがい植物ですから、毎年の気候変動でどう生育に変化があるのか調査しなくてはなりません。とても根気の要る仕事なのです。私たちの「歌丸の里生産組合」もまた試験栽培を3年ほど続けて来ましたし、試食もしました。その評価はな・な・なんと「ん~まいごど~!」(なんてうまいんだ!)でした。新たな食感です、冷めても美味しく「おにぎり」にして食べたら「日本人でよかった」ときっと、きっと思うに違いありません。
そしてついに正式な名前がも決まりました。「つや姫」です。どーです、いい名前でしょう!。乞うご期待・・!。
春の日差しの下、心地よい汗する日々がつづきます。
野に立って
「三寒四温」と言います。これを繰り返しながら桜咲く季節に近づいてゆくのですが、暖冬だった割に我が家の軒下に残雪が例年より多いのはまだまだ寒い証拠でしょう。皆さんお変わりなくお過ごしでしょうか。
畑の野菜で、私たちの地方で一番に収穫できるのが「くきたち」です。これは、菜種油のとれる「菜花」です。花が咲く前で、茎が立った葉っぱの時期に収穫できることからそう呼ばれているようです。晩秋に菜種をばら撒きします。雪が降る前に葉が二葉ほど出て、ゆきの下に埋もれて冬越しします。ですから、雪解けした畑には葉のつぶれた姿の「くきたちが」現れます。捨て作りのような簡単なやり方と、「くきたち」の丈夫さに改めて感心します。甘くやわらかなこの菜っ葉で、早くごはんを食べたいと眺めています。
こうして、季節の野菜を戴くのが「旬」ですね。今の時代は、この「旬」という風情とは関係無しに、様々な食べ物を食べることが出来るようになりました。私たち農家もある面消費者で、スーパーから様々な食料品を買います。ですが、これでは風情が無いと想い同居しているじいちゃん、ばあちゃんの手ほどきで越冬用の自家野菜の保存方法を教わったこの冬でした。
「旬」のことを考えると、自然の恵みのありがたさを強く想います。「日本人らしい百姓を目指そうかな・・」と、今年の営農計画を立てる筆者です。
「野に立って」 まだまだ冬
暖冬なのでしょう。今日も太陽が明るく雪原を照らしています。
インフルエンザの流行もさほどではなく、皆さんお元気のこととご拝察いたします。
例年ですと、如月(きさらぎ)2月は北からの冬将軍がまだまだやってきて、殊に風が強く地吹雪で大荒れの天気が多いのです。そんな日には小学校の児童らは一斉下校を支持され、一列に固まって低学年の子をかばいながら帰宅するのです。筆者も昔そうした経験が何度もありました。、先頭に立って風をさえぎり黙々と歩く高学年の兄さんや姉さんが頼もしく思えたものでした。そんなことから、先輩・後輩の上下関係も培われたと今改めて思い出します。
平地では少ない雪ですが、山形県内の各スキー場はまずまずの積雪の様です。蔵王温泉スキー場では今、「蔵王樹氷まつり」が開催されています。「樹氷」とは冷たい北風によって吹き付けられた雪で、木々がモンスターのように高く太って出来上がった造形です。夜はライトアップされるなど、外人さんを含めたたくさんの観光客やスキーヤー・ボーダーで賑わっています。そして何よりも、「雪景色を眺めながらの露天風呂」が最高!です。ぜひ皆さん冬の山形においで下さい。
春、夏、秋、冬、四季折々に感動のある山形の自然に感謝し、自然の恵みに感謝しています。
合掌
