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皆さん、お元気にお過ごしのことと御拝察いたします。
暑からず、寒からず、日差しがすがすがしく感じられるこの時期は正に行楽シーズンですね。今、筆者の地は「さくらんぼ刈り」で賑わいを見せています。
さて、いつもは農業、農村のいいところばかりをお知らせしています。そこで今回は、農業に灰色の「悪の部分が無いのか」と言う点をお話しします。
田植えを終えてから20日ほどになります。10日ほど前に、水を張った田んぼに「除草剤」を散布しました。植えつけられた稲の苗以外の草が生えないようにする効果がある農薬です。我が家の田んぼにも効果はありました。この除草剤の開発が、「水田農業を重労働から開放した」とまでいわれたものです。
果たして、田んぼにまかれた除草剤はどこに行くのだろう。結果は、わずかずつ地下浸透をしたり、わずかずつ川に流れ出て行ったりします。「これって、土や水をよごしていることじゃないか!。」全くその通りだと筆者も思っています。
Q:ほかに草を退治する方法はないのか!けしからん。
A:人の手で取るしかありません。
Q:アヒルが食ってくれると聞いたぞ。やらせたらいいべ!。
A:アヒルに頼むなら人手でやった方が経費がかかりません。
Q:農業が自然を守るなどとは言えないじゃないか。
A:はい。農家も自然環境に対して、加害者でもあります。
日本に限らず、世界の農業は「必要にして、悪なんです。」
以上、勝手な討論会を開催しましたが皆さんいかが思われましたか?。
云うまでもなく、私たち農業者の目指すところは「自然界との共生」なのです。これを忘れることなく営農に勤しむことを改めてお誓いいたします。お届けしている「特別栽培米」はその証しでもあります。
最後に、まかれた農薬類は時間とともに、その毒性を失い無機化してゆきます。あまり心配なさらないで下さい。
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